2010年夏に3代目となるフルモデルチェンジが発表され、本国でもデリバリーが開始されたばかりのダッジ・デュランゴ。日本への正規輸入はまだ行われていないため、WHAコーポレーション独自のルートで日本に持ち込まれた1台です。

　新生デュランゴは3列シートを持つSUVとして生まれ変わり、パワーユニットは2種類が用意され、可変バルブタイミング機構を備えた3.6リッターV6エンジンと、可変気筒システムを備えた5.7L HEMIエンジンの2択。燃費性能を求める（3.6L）か、アメ車らしい超パワーを求める（5.7L）かを検討できるというわけです。

　なおモデルとしては5グレードがあり、上級グレードから順にシタデル（CITADEL）、RT、クルー（CREW）、ヒート（HEAT）、エクスプレス（EXPRESS）。それぞれでエンジン2種類と、2WDかAWDかの選択が可能となっています。
　今回WHAコーポレーションに入庫したのは最上級モデルのシタデル。クロームグリル、ナッパレザーシート＆ドアトリム＆コンソール、プレミアムGPSナビゲーション、アダプティブ・クルーズコントロール、フォワード・コリジョン・ワーニング（前方車両との距離を判断）などが専用装備となる注目のグレードです。

　新生デュランゴはヨーロッパの高級SUVに並ぶ快適性を手に入れています。そのキャラクターを知るのに最適なポイントはボディ構造。以前はピックアップトラックと共有していたラダーフレームを、SUV専用のフレームに刷新。これはグランドチェロキーやメルセデス・ベンツのSUVに使われているものと同じであり、同等の快適性を持っていると考えられます。もちろんアメリカンSUVならではの迫力やパワーも持ちながら。

　価格は他店よりも割安感を添えてご提供。AWDモデルの場合で
　・シタデル…478万円
　・RT…418万円
　・クルー…398万円
　・ヒート…368万円
　・エクスプレス…357万円

　ご希望の仕様や為替相場によって変動しますので、詳細はお気軽にご相談下さい。