2014年モデル フォード・エクスプローラー・スポーツ
文=カトー(フリーライター)
フォードの主力SUV、エクスプローラーに関するトピックスがWHAコーポレーションで見つかった。
現状、日本への正規輸入モデルにはラインナップされていないグレード「SPORT」の実車が展示・販売されているのだ。
エクスプローラーにSPORTグレードが追加されたのは2013年。
その名の通りスポーティな性能を持ったグレードであり、365hpものハイパワーエンジンを搭載した特別なモデルである。
エクステリアの違いはファンの目を惹きつける内容である。
ボンネットには「EXPLORER」のエンブレムが飾られるのが大きな違い。
また他には、グリルデザイン、専用アルミホイール、テールに配置された「SPORT」エンブレムなどが目立つ変更点。
さりげなくヘッドライトやテールランプ周辺のカラーリングもブラックで統一されている。
(写真はボディカラーがブラックだが、他のボディカラーでもヘッドライト、テールランプ周辺はブラックとなる)
これらは大掛かりな変更とは言えないが、見る人が見れば分かる違いとなる。
例えば正規輸入のエクスプローラーと並んでみれば、明らかな違いが優越感に繋がるだろう。
一番の目玉となるのは走行性能だ。
365hp、350lbft(約48.4kg-m)のV6ツインターボ3.6Lエコブースト・エンジンはクラスでもトップクラスの性能。
それに合わせてブレーキは強化され、専用のマフラーも採用されている。
6速ATをパドルシフトでコントロールできる点も、SPORTグレードならではの特徴だ。
タフなオフロード走行はそのままに、オンロードでの走行性能とドライビング・プレジャーを追加したのが、SPORTグレードのメリットだと言える。
エンジンスタートをプッシュボタンで操作できる点も、正規輸入モデルとの明確な違いのひとつだ。
こうした「本国にしかない」特別なグレード、モデルを積極的に導入できるのも、本国との太いパイプを持つWHAコーポレーションならではのトピックス。
他とは違う選択肢を求めるならば、やはりWHAコーポレーションの在庫は要チェック!
というわけだ。
価格などは為替相場などにより変動する。詳細は問い合わされたし。