WHA CORPORATION CAR of note

WHAコーポーレーションが注目するアメ車

2015最新ダッジ・チャレンジャーが
WHAコーポレーション店頭に大量到着!

文=加藤山往(shuffled)
2015 DODGE CHALLENGER
アメリカ車取り扱いの老舗専門店、WHAコーポレーションに大量の新車2015年モデル ダッジ・チャレンジャーが到着したのでご紹介したい。
 今回入庫したのは合計で14台のチャレンジャー。ボディカラーは定番的な人気を誇るホワイトとブラックの2色だ。
 グレードの内訳は、2015年モデルで設定されたスキャットパックが6台、そしてSXTプラスが8台である。

スキャットパックについて詳しく紹介しておこう。
これは、簡単にいえばスポーティな仕様で統一された特別なモデルで、サーキット志向なユーザー向け、と発表されているもの。
エンジンには6.4リットルV型8気筒のHEMIを搭載しており、最大出力は485ps、最大トルクは644Nmというパワフルさを持つ。
また、卓越したパワーを的確に制御できるよう、ブレンボブレーキが備わる。

なお、刺激的な外装色も設定されてはいるが、WHAコーポレーションが仕入れたのは白or黒のシックなボディカラー。
SXTプラスとの見た目での違いは、フロントリップスポイラーやアルミホイール、スーパービーのバッジなど僅かである。
パッと見では激しさを感じさせないが、実はモーレツ、というのがWHA流スキャットパックというわけだ。
もちろん、好みに応じてカスタムを施し、性能の激しさを体現するというのも選択肢としてアリだと考えられる。

一方のSXTプラスでは、搭載されるエンジンはV6の3.6リッター。
その最高出力は305ps、最大トルクは363Nmであり、スキャットパックと比較すると抑えられているように感じるだろうが、日本の公道で愛用する分には充分にアメ車のテイストを味わえるハイパワーだ。

WEAコーポレーションは本国に強力なパイプを有しているため、チャレンジャーに限らず年に何度も新車が到着している。
そして、それらに共通している特徴のひとつが、オプション装備類の充実ぶりである。

今回のチャレンジャー14台で言えば、すべてがサンルーフ装着、レザーシートという人気のオプションを備えている。
また、テクノロジーグループ、ドライバーコンビニエンスグループ、サウンドグループIIという各種オプションパッケージも選択しており、その充実ぶりは例えばヨーロッパ車や国産車などと比較しても不足を感じることはないだろう。

それぞれオプションパッケージ。
内訳は以下のようものだ。

テクノロジーグループ
◎オートマチック ハイビーム・ヘッドランプ・コントロール
◎雨滴感知ワイパー
◎アダプティブ・スピード・コントロール
◎前方向衝突ワーニング

ドライバーコンビニエンスグループ
◎後方視界&死角の安全検出
◎HIDヘッドランプ
◎マルチファンクション&フォールディング・パワーミラー
◎リモート・スタート・システム
◎ユニバーサル・ガレージ・ドア・オープナー

サウンドグループII
◎506Wアンプ
◎9スピーカー&サブウーファー

なお、WHAコーポレーションは店頭にないクルマや、自分好みのオプション仕様であっても、フレキシブルに本国オーダーを代行してくれる。
アメリカ車に関する悩みや検討があるならば、相談してみれば活路が拓けることだろう。
今回の最新チャレンジャーはすべてサンルーフ装着車。
人気の装備、レザーシートも全車に備わっている。
WHAコーポレーションで施したカスタムの例。ウインカーランプをオレンジにカスタム(ノーマルは赤)。
スキャットパックSRT392 6.4リッターのホイールは専用デザインの20インチ。
ダッジの特別なモデルへ伝統的に飾られる「スーパービー」はスキャットパックにも付く。
前方の車間を感知し、警報を鳴らしてくれるだけではなく、クルーズコントロールにも連動できる。
前方感知はON/OFFが可能で、作動していることはインパネで確認できる。
スキャットパックではフロントリップがスポーティなデザインになる。
後方などの死角に人や物がないか感知し、サイドミラーに表示してくれる。
6.4リッターのSRT392 HEMIエンジン。
スキャットパックではパドルシフトも備わる。
SRTの刺繍がされたレザーシート。
スキャットパックに備わるアプリに関連したスイッチが追加される。
こちらはSXTプラスの操作類。パッと見は大きく変わらない。
スキャットパックに備わるアプリ。「パフォーマンスページ」には前後左右にかかるGを検出し表示するページがある。
パフォーマンスページの他ページ。エンジンの状態と発揮している性能をリアルタイムで表示できる。
今回仕入れられたスキャットパックのうち、1台は赤×黒レザーの内装。
SXTプラスのホイールは、純正オプションの20インチだ。
SXTプラスのエンジンは3.6リッター、比較的燃費性能に優れる。
写真はSXTプラス。AWなどを除き、スキャットパックとのデザイン上の大きな違いはない。