WHA CORPORATION CAR of note

WHAコーポーレーションが注目するアメ車

最新のキャデラックXT5クロスオーバーが
WHAコーポレーションに到着

文と写真=加藤山往(ハチメガプロダクション)
201 CADILLAC XT5 CROSSOVER
キャデラックのSRXを継ぐ最新モデル、XT5クロスオーバーの新車がWHAコーポレーションに到着した。XT5は正規輸入モデルも販売されるが、そのデリバリーより先に、WHAコーポレーションが先んじた形となる。

使いやすさを磨き抜いた最新キャデラック

 キャデラックのSUVタイプモデル、XT5クロスオーバー(以下XT5)が日本に上陸した。
 モデルとしてはSRXの後継車であり、アメ車としてはコンパクトであるものの、日本の道路事情にはちょうど良いサイズに見える。
 2017年の新車だが、アメ車特有の慣例で言えば「2018年モデル」だ。

 WHAコーポレーションのXT5は4種類が選択肢となる。
 XT5は正規輸入モデルも用意されており「LUXURY(ラグジュアリー)」と「PLATINUM(プラチナム)」の2グレード展開なのだが、アメリカ本国ではもう少し多く「XT5(ベース)」「LUXURY(ラグジュアリー)」「PREMIUM LUXURY(プレミアム・ラグジュアリー)」「PLATINUM(プラチナム)」の4種類。直輸入で新車を仕入れるWHAコーポレーションは、つまりこの4種類というわけだ。

 取材時点で実車が到着していたのは、LUXURYグレードだった。なお、WHAコーポレーションでは最上位のPLATINUMも近く仕入れる予定らしい。
 XT5はキャデラックらしく、どのグレードでも上質なクルマなのだが、LUXURYからサンルーフが装着され、体感する装備の充実ぶりが大きく変わる。せっかくキャデラックに乗るのなら、このあたりから考えるのが、後悔を避ける意味でも理想だろう。

 XT5はSRXの後継という立ち位置ではあるのだが、モノは最新型として明確に生まれ変わっている。クルマの個性を左右するプラットフォームと呼ばれる骨格部分は、新開発のC2XXを採用しており、サイズはひとまわり大きくなった反面、120kgを超える軽量化が実現した。乗車定員こそ5名までだが、その5名が贅沢な空間で過ごせるというのが、XT5の魅力になっている。

 また、エンジン性能もひと回り程度アップしている一方で、VVT(可変気筒システム)やアイドリングストップなどを採用しており、きめ細やかにシフトする8速ATと組み合わせたことにより、総合的な燃費性能も向上している。この8速ATが日本製(アイシン製)というのも、日本のユーザーから見れば安心だと言える。

 つまり、キャデラックらしい上質感やデザイン、SRXのサイズ感をそのままに、最新型ならではの新しい技術をふんだんに盛り込んだというのが、XT5というモデルが持つキャラクターである。日本の道路事情で苦労しない、程よいサイズ感も含めて、実に魅力的な1台だと言える。

 道路でたくさん見かける日本車やドイツ車とは、ひと味違う上質なクルマを探している人にこそ、ぜひ注目してほしい。
全長4815mm、全幅1903mm、全高1675mm。日本の道路に適したサイズのキャデラックだ。
エンジンはいずれも直噴3.6L V型6気筒。最高出力は310hp@6700rpmを発揮する。
ステアリングに複数のコントロールボタンが備わる。上質なインテリアはキャデラックらしい高級感。
後席は左右それぞれでリクライニングが可能。キャデラックらしい快適な空間が足元にも確保される。
後席をたためば荷室が拡大する。40:20:40の比率で分割し、ワンタッチで収納できる。
LUXURY以上のグレードには、ウルトラビュー・サンルーフが標準装備となる。
最新のGM車で共通の、Apple CarPlayに対応。充電しながら接続ができ、画面で操作ができる。
SRXの後継モデルであり、サイズ感や雰囲気も似ているが、クルマとしては別物になっている。
XT5にはいずれも8速ATが備わる。シフト変更のショックはほぼ感じないレベルで、快適性が高い。
ブラック統一のインテリアカラー。正規輸入モデルは本国モデルよりもインテリアカラーに制限がある。
後席を使用する場合の荷室スペース。スライド式のアジャスタブルカーゴフェンスが荷物固定に使える。
LUXURYの標準装備AWは18インチでタイヤは235/65R18。20インチはオプション扱い。
Boseの8スピーカーシステムが備わる。PREMIUM LUXURY以上なら同14スピーカーにグレードアップ。
iPhoneやスマートフォンと接続が可能。地図アプリをリンクすればカーナビになる。

←直輸入モデルのウインカー色は赤だが、そのままでは日本の基準に反してしまう。WHAコーポレーションでは基準に適したオレンジ色に変更して販売している。