WHA CORPORATION CAR of note

WHAコーポーレーションが注目するアメ車

GM フルサイズSUV
(キャデラック・エスカレード シボレー・サバーバン)

アメリカン・フルサイズSUVの2015年モデル実車が到着
最新のキャデラック・エスカレード&シボレー・サバーバン

GM SUV
アメリカ車取り扱いの老舗WHAコーポレーションに、2015年モデルのフルサイズSUV2種類が入庫した。どちらも大きな変更を経た新型。できれば実車を見にWHAコーポレーション店頭へ足を運んでほしい。

今回入庫したモデルのひとつはキャデラック・エスカレードの2015年モデル。
高級SUVの旗手として1999年から多くの注目を集め続けているエスカレードは、2015年モデルで4代目へ進化を進めることになった。

2015年モデルのキャデラック・エスカレードに施された特徴的な変更点は、まずエクステリアだ。

先代のイメージを踏襲しつつブラッシュアップされ、彫刻的とも言えるシャープな印象に生まれ変わっている。
またインテリアのデザインもさらに洗練されており、言うまでもなく安全技術や快適性などパッと見て分からない部分についても、現段階でGMが持つ最高峰の技術が採用されている。
言わば「いまアメリカが作れる最上のSUV」が、キャデラック・エスカレードだとも言えるというわけだ。

なおプラットフォーム自体はこれまでと同様、同じGMグループのタホやユーコンと共有しており、メカニズムとしての高い安定感を維持している。


もう1台到着した2015年モデルが、同じGMグループのフルサイズSUV、シボレー・サバーバンだ。
日本人の一般的な感覚では先に紹介したエスカレードで十分大きく感じるが、並べてみるとサバーバンのサイズは迫力がスゴい。エスカレードと同じプラットフォームを採用しているのがシボレー・タホ。そのタホのロングホイール版がサバーバンである。大きいのは当然だ。
3列シートにフルで乗車して、更にそれらの荷物までたっぷり搭載できるのは、アメリカン・フルサイズSUV、そのロングホイール版だからこその余裕であり魅力である。

WHAコーポレーションに到着した2015年モデル・サバーバンは、いわゆるフルモデルチェンジを経た最新型(いわゆる12世代目)モデル。より洗練されたデザインがまず目を引くポイントである。

しかし新型サバーバンの魅力はクルマとしての高い完成度にある。

いったんマクロ視点で自動車業界全体を見てみよう。
つい10年前まで、フルサイズSUVと言えばアメリカ車の独壇場だった。しかしドイツの自動車メーカーが続々とSUVを生み出しヒットを飛ばし、またアメリカ生産となる日本車メーカーも堅実に足場を固め高い評価を重ねてきた。
アメリカを代表する自動車メーカーGM、本拠地アメリカでライバルに負けるわけにはいかない。
したたかにライバル車を研究し、また持っている最新技術を導入し、ライバルに勝てると見込み満を持してリリースしたのが、この2015サバーバンなのである。

なお巨大メーカーらしくGMの兄弟車が持つ魅力を集約し、ほとんどをオプションとして選択できるようにしているあたり、総合メーカーとしての強みを生かした戦術に出ていると見える。
パッケージ構成やオプション選択によって印象は大きく変わるため、できるだけ実車を見ながら検討を進めてほしい。

文章=加藤山往(自動車ライター)

2015シボレー・サバーバン
2015シボレー・サバーバン
3列シートに乗員していてもさらに広大な荷室が確保できるのが、サバーバンならではの魅力。
サバーバンの2〜3列目シートはフルフラットに格納できる(写真は3列目のみ格納)。

サバーバンのトランク底面には小物収納に役立つ開閉式スペースが確保されている。

2〜3列目のシート格納は電動。トランクルームにあるスイッチで簡単に操作できる。これはサバーバンとエスカレードどちらも同じだ。
3列目シートへのアクセスは2列目シートから。サバーバンならば十分な広さが3列目まで確保される。

サバーバンなどフルサイズSUVで注目したいのは2列目シートの快適性。乗降しやすさや視界の良さなどはぜひ体験してほしい。

コラムタイプのシフトが搭載されるGMらしい仕上がりを持つサバーバンのインパネ周辺。最新技術との融合も特徴。

フロントシートのゆったりとした空間もサバーバンの魅力。写真はサンルーフ採用モデル。
2015サバーバンに搭載されるのは5.3Lエコテックエンジン(V8)。大型ボディを余裕で動かすハイパワー。
2015サバーバンでは純正で18または20インチのホイールが備わる。写真はオプション設定である22インチ。
2015キャデラック・エスカレード
2015キャデラック・エスカレード
エスカレードにも荷室底面に収納スペースがある。サバーバンよりもコンパクトな空間。

エスカレードの3列目を格納した状態。充分な広さは使い勝手が良い。格納は電動スイッチで操作。

エスカレードの2列目まで格納した状態。長尺物も余裕で飲み込むキャパシティの広さは魅力だ。

エスカレードの3列目シートは1〜2列目よりも簡素なつくりだが、充分な快適性がある。

同サイズのライバルと比べた場合、シートの良さがエスカレードの魅力になる。

エスカレードのインテリアはハンドメイド。レザーを効果的に使った内装は個性的で上質だ。
エスカレードではドア内側まで統一デザインで空間が作られている。キャデラックのこだわりが感じられる。

エスカレードのエンジンは6.2L。サバーバンよりもボディ自体は短いが、心臓は巨大で余裕がある。

エスカレードは22インチホイールが純正。写真はオプション設定の22インチ。

テールがクリアガラス、ウインカー連動のミラーなど、新型エスカレードの細かなデザイン意匠にも注目したい。